皇后:美智子様の帽子

昨日、平成がもうすぐ終わるということで、天皇&皇后の平成時代の公務や行事についての内容のTV番組を少し観た。

 

お二人の今までの軌跡は、国民に寄り添ってきた素晴らしい生き方で私などの一般人が言葉にするのもおこがましいと思う。

 

難しい内容はさておき、帽子好きの私にとって、いつも気になるのが皇室の人の帽子。

 

美智子様の帽子が非常に小さいのは、国民に少しでも近寄って、心によりそって声かけやお話をしたい、という思いから、だとTVで聞いた。

 

そこまでの重い思いがあったのかと驚きの気持ちとともに尊敬の念が深まった。

 

私にとって、帽子は日よけか寒さよけか、オシャレ時のファッションである。

 

観劇の時には後ろの席の人に迷惑になるだろうから、と思い、帽子好きの私も被ってはいかないが、帽子を美智子様のように捉えたことは今までなかった。

 

育ちやが違う、と言えばそこまでだが、自分より、優れた人から(どんな点でも)何かひとつでも学ぶ事ができれば幸せだと最近思う。

 

色んなところに最大最高の気配りをする、今回、美智子様の帽子からそんな事を気づかされた。

 

私は相当な歳だが、まだまだ未熟。いくつになっても、色んな事を学び、少しでも人間的に成長できたら、と思う。

 

美智子様、本当にありがとうございました。あと少し、お疲れがでませんように、お祈りしています。