捻挫について

関節に力が加わっておこるケガのうち、骨折や脱臼を除いたもの、レントゲンで異常がない関節のケガは捻挫という診断になります。

捻挫の治療には、手術による治療と、手術以外のいわゆる保存的治療のいずれかを選択します。

骨折について

骨とその周囲は神経と血管が豊富なので、骨折するとその部位に痛みと腫脹が現れます。
骨折がひどい場合は、動かせなくなったり、外見が変形したりします。しかし、単なる打撲や関節脱臼でも似た症状が出るので、診断をはっきりさせるにはレントゲン写真を撮ります。

骨の中には生きた細胞があるので、骨折しても治る能力を備えています。
ただし、条件を整えないと骨はつきません。
また、折れた部位や折れ方によって骨のつきやすさに差があります。
一般的には骨折部のズレが小さく、骨折部に元気な細胞が多ければ、骨折はつきやすいです。